今回の解散は大義なき解散と呼ばれ、選挙も争点なき選挙と呼ばれたりしています。民主党政権が大コケした記憶もまだ新しい現在では、自民党以外に政権を預けることも躊躇されますね。
ただ声高に争点だけを騒ぎ立てる選挙と違って、各党の主張もそれなりに同じだったり、違っていたり。戦い方にもいつもより個性が出てるような気がします。あまり選挙に真剣にならない私ですが、今回はちゃんと整理と比較、検討してみたいと思います。
せっかくの選挙、お祭りだと思って楽しみましょう。
まずは総選挙について。
簡単に言えば衆議院選挙です。任期は4年。つまり、この先4年間の日本の舵取りをする政権を決める、と考えることにしましょう(平均は2年半ぐらい)。もしいま小学一年生の子供なら五年生になってますね。どんな政策が必要なのか。
では、どんな政策が必要なのでしょう?日本にとって、何て大それた事は考えずに、私にとって、と考えてみましょう。原発は必要でしょうか。
確かにエネルギー政策としては安価な稼働コストなのかもしれませんが、事故が起きなくても使用済み燃料の保管先すらマトモにきまっていない事を考えると、おっかなくて仕方ありません。私は悲観タイプなので、事故った場合を仮定します。原発はよほどの技術革新が生まれない限り『即事廃止』が嬉しいと思います。消費税については真ん中。
上がらないに越したことはありません。そもそも消費税はコストがかかりすぎる面倒な税金だと思ってます(だから軽減税率なんてもっての他です)。とはいえ、わが子達(仮想)が苦労をするのを黙って見てるわけにもいかず。ホワイトカラーエグセプションは許さん!
いわゆる残業代カット政策ですね。キチンと制度案を見直した訳ではありませんが、IT土方の一員としては、ではこればかりは全力で阻止せねばなりません。大きくはこの3つです。あとは、ざっくりこの程度。
TPP→円安でもこの程度だから、反対。
従軍慰安婦→収集つかないので、無理しない程度に。
沖縄基地→早期解決ができるならどこでもよい。
自衛隊→米軍が沖縄から出ていくなら増強、軍隊化。近隣が怖すぎる。
靖国参拝→行けばよろしい。
これに一番近い政党に入れたいところ。
大阪7区の出馬
とかしきなおみ(自民党)うえにし小百合(維新の党)
村口久美子(共産党)
女性ばかりですね。
とかしきさんとうえにしさんは個人のウェブサイトを運営していますが、うえにしさんは個人の政策を掲示していませんでした。
前衆議院議員とかしきなおみ/政策について
https://www.tokashiki.gr.jp/manifest/index.html
衆議院議員うえにし小百合 日々維新
http://uenishi-sayuri.com
とかしきさんの政策方向は嫌いではありませんが、具体性にかける事と、外交についてはヒステリックな右寄りの印象も受けました。
残りのお二人は比較資料がないので減点です。
なお、このお三方はみなさまfacebookもされています。
とかしきなおみ
https://m.facebook.com/naomi.tokashiki.03
うえにし小百合
https://m.facebook.com/uenishi.sayuri
村口久美子
https://www.facebook.com/kumiko.muraguchi.7
村口さんは個人アカウントらしきものも見えますね。
いいお母さんみたいで好感が持てます。
お三方とも、告知にしか使えていない模様ですね。
こうしてみると、ほとんどネットで情報を集めることができません。
街頭演説をわざわざ聞きに行かなきゃならないんでしょうか。
仕方ないので、所属政党で決めることになりそうです。
自民党 https://www.jimin.jp/s/top.html
維新の党 https://ishinnotoh.jp/policy/
共産党 http://www.jcp.or.jp
見比べてみると、それなりに差が感じられます。
私の政策に近いのは、
【原発】共産党→維新の党→自民党
【消費税】維新の党→共産党→自民党
【残業代0】共産党→維新の党≒自民党
(ただし、どこもあまり強く触れてない。官主導なのかしら?)
優先度としては下から高くなるため、総合すると、
共産党→維新の党→自民党。
あれ?いつから自民はさんはこんなに遠い人になってしまったのかしら?
ただし、共産党は軍事、外交がお花畑なのが×。
維新の党は両代表がどうにも信用できない事が×。
まあ、どちらも単独与党だけはありえないんでいいんですが。とはいえ、今回の選挙で自民に単独で勝てる可能性があるのは共産党だけなのでその点は評価しましょう。
ここまで、共産党が優勢ですが維新もいい勝負してます。全然ポリシーが違う2党で迷ってるのも面白い話です。
候補者の実績を比較してみる
こんな便利なサイトがありました。
46期衆議院議員活動統計
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/strl046.html
これによれば、前期のとかしきさんとうえにしさんの活動は数字上似たようなもののようですね。うえにしさんは橋下チルドレンとして色々な意味で評価が高そう。村口さんは新人なので実績では劣ってしまうのは否めませんね。
まとめ
共産党にお任せしたいところですが、俺予想では小選挙区で村口さんは少し厳しそうな感じです。うえにしーとかしきの平仮名勝負はがぶり四つなので、
比例:共産党
小選挙区:うえにし小百合
で、いってみることにしましょう。
目標は、自公連立の単独過半数を阻止ってとこでしょうか。
いかがいかがでしょうか。
こんな雰囲気でもぜんぜん構わないと思います。
皆さんも自分中心で考えてみてください。楽しいですよ。
ではまた!
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