もう11年も前の映画になるんですね。
リングや呪怨と並んで、ジャパニーズホラーの名作のひとつ。
ホラーは割と好きなのですが、著名なジャパニーズホラーにはなぜか食指が動かず、これまで見逃していました。
監督は三池崇史。
どちらかというと色モノ系の監督というイメージがあります。
柴咲コウと吹石一恵の共演だったとは、明らかに俺得な配役です。
視聴環境:タブレット+通勤電車+HULU
こわい?
怖いか怖くないかと言われれば怖いです。
見せ方と煽り方が上手なのか、怖いシーンでは「ほらほら、怖いだろ」とわかりやすく怖がらせてくれます。逆に、ビックリ箱的な見せ方はあまり上手ではない気がしました。
理屈がわからないのはホラーだから、当然。理屈は追求しちゃダメなんですが、
自分からの携帯着信とか、他人の携帯を持っただけで自分宛てに着信があるとか、
つい「どうやったらできるかなあ」と考えてしまい、
映画に集中できなくなります。
私の問題なんですけどね。仕事がIT系なもので。
あと、怨霊の謎の力と、完全に物理な力とが混在してて、そこもちょっと冷めます。
暗い!
とにかく、映像が暗くて疲れました。
吹石一恵が惨殺されるシーンやクライマックスの病院内での出来事とか、
映像からは何が起こってるのかがわからないので、目を伏せたくなるシーンで、
目を見開いて映像を凝視しなければなりませんでした。
うるさい!
邦画にはありがちなのですが、盛り上げたいシーンでの物音(何かを壊したり叩いたりする音)が非常にうるさいです。物音が大きいのか、会話の音量が小さいのか、会話にボリュームを合わせると、怨霊が出るシーンでは耳が痛くなりました。
洋画だと気にならないのは、字幕があるからかもしれませんが。
お勧め度:★★★
吹石一恵が美しすぎます。
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