櫻井光政弁護士のツイート
弁護士の職務に関する不正は実名報道していいよ。強姦:宮崎の弁護士「法廷で暴行ビデオ」 女性に告訴取り下げ迫る - 毎日新聞 http://t.co/tSc6HglPur
— 櫻井光政 (@okinahimeji) 2015, 1月 16
強姦:宮崎の弁護士「法廷で暴行ビデオ」 女性に告訴取り下げ迫る(毎日新聞)
「映像ある」告訴取り下げ要求 宮崎市・強姦の被告弁護人(Yahooニュース)
性犯罪に関して、調書を取るなどの段階でも詳細は状況の説明が迫られ「セカンドレイプ」と言われる事もあります。勇気を出してそこを乗り越えた(と勝手に想像)方へ「映像が流れるぞ、いいのか」と言わんばかりの脅迫まがいな交渉は、鬼畜と言わざるを得ません。
自分および友人にこういう事態が訪れた場合、どのように対応すればいいのでしょうか。
なお、私自身は法曹界とは無縁であり、全くの素人ですので、あしからず。
■事件の概要
事件の大筋は、
①強姦の事案が発生、加害者は被害者の映像を撮影していた。
②立件され裁判に。
③加害者側弁護士から「法廷に映像が流れる。和解すれば処分する」と連絡が入る。
加害者側弁護士は取材に対し「選択肢として提示した。脅されたと思われるなら仕方ない」と、少なくともそういう交渉をした事実を認めたようです。
これって脅迫にならないのでしょうか?。
この弁護士が今後も弁護活動を続けると思うと、寒気がします。
■これって弁護士業務上の問題では?
日弁連のWebサイトに、懲戒に関する情報が上がっていました。
日弁連/弁護士について > 弁護士自治 > 懲戒制度(JFBA/日本弁護士連合会)
ここには
その他職務の内外を問わず「品位を失うべき非行」があったときと、あります。
日弁連先生方の良識に期待しましょう。
■そういうビデオは法廷に流れるの?
私はこういう事件にかかわる事が無かったので、実際にどういう処理が行われるのかを知りません。だいたいの人はそうだろうし、被害者になった方も同じかもしれません。実のところ、この不正弁護士の「選択肢として…」は、相手の無知に付け込もうとした可能性が濃厚なようです。
こちらもリツーイとされてきたものですが、
東京のらーめんさん(弁護士)のツイート。
強姦被害者に弁護人が、示談しないと法廷で犯行ビデオが流れると言うことの問題は、実務上自白事件なら通常ビデオ再生はしないし、否認や犯行態様の立証のため再生する場合でも裁判官の手元のモニターでヘッドフォンをつけて行うことを隠していること。つまり傍聴席に丸見えのように騙した上脅している
— らめーん (@shouwayoroyoro) 2015, 1月 17
犯罪被害者に対し有罪判決の前に示談すれば金銭賠償を得られる可能性は高いが、判決後は賠償可能性が低いというのは、嘘ではないばかりか経験則的に多いので伝えない方が問題。もちろん、言い方には配慮する。また、熟慮した方が良いときには、東京三会の犯罪被害者無料相談電話の番号も教える。
— らめーん (@shouwayoroyoro) 2015, 1月 17
強姦致傷で、犯行の残虐さの立証のため、裁判官と裁判員にも手元のモニターで犯行ビデオを見せることがある。このときは、被害者の顔が分からないよう暗めに調整したり、顔が映っている箇所は音声のみ再生をする形で検察官は対応している。件の弁護人は、この点の知識がないか殊更に隠した点が許せない
— らめーん (@shouwayoroyoro) 2015, 1月 17
強姦で、犯行ビデオが押収された場合、所有権放棄しなければそれ自体が悪情状になるので、加害者が所有権放棄をし、公権力が処分する。件の弁護人は、この点を隠した点も問題。これは修習生でも知っていることだから、無知なら尚更問題。
— らめーん (@shouwayoroyoro) 2015, 1月 17
一人の弁護人が、「ほぼ起こり得ない事実」が「起こるよ」と言って、無理に示談を迫ることが、弁護士に対する社会の信頼を損ない、誠実に示談を進めようとしている弁護士達の足を引っ張る。この罪深さを自覚しているのだろうか。
— らめーん (@shouwayoroyoro) 2015, 1月 17
全く見られないわけではないようですが、少なくとも傍聴席には見えなくなるように配慮されていて、場合によっては裁判官や裁判員にも「顔を特定されない」状態での加工はされているようです。また、そもそも映像の消去そのものが「証拠隠滅」に該当する可能性も高そうです。
しかしながらというか、幸いにもというか、本件は脅迫に屈して示談とならず「脅迫された」と申告され公になりました。
■法律は知っておくべきだけど、学んでる暇なんかない
2ch情報になりますが、この不正弁護士は「被害者側弁護士へ通達された」との情報もあります。だとしたら、なんておバカな弁護士なのでしょうと言わざるを得ませんが。ただ、性的犯罪の被害者側に普通に弁護士がつくものなのかはわかりませんでした。もしつくのならば、日本の法曹サービスもよくなってきたと考えていいのかもしれません。
まだまだ一般の人々のは縁遠い法曹な世界ですが、少しでも身近になり「知らない人が損をする社会」ではなくなるよう願うばかりです。
重ねて言いますが、事態の把握と厳正なる処置を期待したいものです。
ここまでの情報は、TwitterやGoogle先生から得た情報であり、必ずしも真実とは限りませんので、ご注意ください。
ではまた!
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