2015年1月13日火曜日

前半だけで1本つくれなかったのが惜しい:映画レビュー「東京ゾンビ」

本日のご紹介は「東京ゾンビ」。

ゾンビ映画はすでに一大ジャンルと化していて、ホラーとは限らなくなってます。本作もいわゆる「ゾンビコメディ」であって、ホラーではありません。ホラー要素はほぼ0なので、苦手な方も安心してどうぞ。

あ、少しだけグロいので、その点はご注意ください。


監督・脚本:佐藤佐吉
出演:相川翔、浅野忠信

視聴環境:スマホ(HULU)



舞台は東京のどこか。
モラルはとうの昔に崩壊した東京では、さまざまな不法廃棄物が生まれ、投棄された廃棄物は天高くそびえ「黒富士」と呼ばれるまでになりました。

黒富士からすぐのさびれた工場で柔術のスパーリング(?)をしている禿げ頭のミッちゃんことミツオ(相川翔)とアフロ頭のフジオ(浅野忠信)。2人は本社から視察に来た社員を、勢い余って撲殺してしまい、死体の処理に困った2人は黒富士へと埋めに行きます。

ちょうどその頃、黒富士に埋められたさまざまな死体が動き始めるのでした。


本作は前半がゾンビ発生~逃亡編。
後半は城塞都市生活編となります。


原作は読んでいませんが、展開は漫☆画太郎を彷彿させるハチャメチャぶり。
ゾンビとは無関係な人々もライトなタッチであっさりと死んでいきます。


相川翔の禿げ頭もなかなかなものですが、本作での白眉は浅野忠信の馬鹿っぷり。とても「バトルシップ」で渋い艦長を演じた人と同じとは思えません。


なんていうか、言う事もバカなんですが、
視線というか表情がバカなんですよね。


まあ2人ともバカなんですがw


ゾンビから逃げる前半はかなり愉しませてくれます。


でも後半は消化試合。
笑わせようとしているのかさえも不明です。


古田新太も加わり、むしろキャストは豪華になるんですが、残念な感じです。


前半のラストでミッちゃんはゾンビに噛まれ、自ら川に飛び込みます。
そしてお決まりのように、後半にゾンビとして登場。


実は…の部分が、「龍が如く-OF THE END-」というゲームで使われてましたw


お勧め度:★★
「龍が如く-OF THE END-」をやった方は、一度見ておきましょう。









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